ワイヤレス内視鏡とは
ワイヤレス内視鏡とは、直径5〜8mm程度の細いフレキシブルケーブルの先端に超小型カメラとLEDライトを搭載し、Wi-Fiでスマートフォンやタブレットに映像を送信する検査用カメラのことです。配管の詰まり確認、壁の裏側の配線チェック、エンジンルームの点検、排水溝の状態確認など、目視では確認できない狭い場所や暗い場所をリアルタイムで映像確認できます。DIYや車の整備を行う方、住宅のメンテナンスに関心のある方に人気のツールです。
詳しい解説
ワイヤレス内視鏡の構成
ワイヤレス内視鏡は、カメラモジュール(先端部)、フレキシブルケーブル、Wi-Fi送信ユニット(バッテリー内蔵)の3つで構成されます。先端のカメラは防水仕様(IP67以上)が一般的で、水中や湿気の多い場所でも使用可能です。LEDライトの明るさは段階調整でき、暗所でも鮮明な映像を得られます。ケーブルの長さは1m〜10m程度で用途に応じて選べます。
有線タイプとの違い
USB接続の有線タイプは、スマートフォンやパソコンに直接ケーブルで接続するため、映像の遅延が少なく安定しています。一方、ワイヤレスタイプはWi-Fiで映像を飛ばすため、スマートフォンとの接続にケーブルが不要で取り回しが格段に楽です。ただし、わずかな映像遅延やバッテリー駆動時間の制約があります。手軽さを重視するならワイヤレス、画質や安定性を重視するなら有線という使い分けが一般的です。
活用シーンの広がり
家庭では、排水管の詰まりの原因調査、エアコン内部のカビ確認、壁裏の配線ルートの確認などに使えます。自動車整備では、エンジン内部やシリンダーの状態確認に活用されています。アウトドアでは、釣りのポイント探しや、水中の様子を確認するために水中カメラとして使う方もいます。ケーブルの先端にフックやミラーを取り付けられるアクセサリー付きモデルなら、落とし物の回収にも便利です。
選び方のポイント
1. カメラの解像度とケーブル径
映像品質は解像度で決まり、720p(HD)以上あれば多くの用途に十分です。1080p対応モデルならより鮮明な映像が得られます。ケーブル径は細いほど狭い場所に入りますが、カメラの画質とのトレードオフがあります。5.5mmは汎用性が高く、3.9mmはさらに狭い空間に対応できます。
2. ケーブルの長さと柔軟性
配管の点検には3〜5mのケーブルが一般的ですが、長い配管を調べるなら10m以上のモデルが必要です。ケーブルの柔軟性も重要で、セミリジッド(半硬質)タイプならカーブを曲がりながらも形状を保持でき、狙った方向にカメラを向けやすくなります。
3. バッテリー持続時間と防水等級
ワイヤレスタイプのバッテリー持続時間は1〜4時間程度が一般的です。長時間の点検作業には、バッテリー容量の大きいモデルかUSB充電しながら使用可能なモデルを選びましょう。水回りで使う場合は、IP67以上の防水等級を確認してください。
まとめ
ワイヤレス内視鏡は、目的に合った製品を選ぶことで真価を発揮します。購入の決め手はカメラの解像度とケーブル径です。加えてケーブルの長さと柔軟性もしっかり確認しておくと失敗を防げます。じっくり比較して、納得のいく一台を選んでください。