ワイヤレスイヤホンとは
ワイヤレスイヤホンとは、Bluetoothなどの無線通信技術を使って、スマートフォンや音楽プレーヤーとケーブルなしで接続するイヤホンのことです。ケーブルの煩わしさから解放され、通勤・運動・テレワークなどあらゆるシーンで快適に使えるため、現在のイヤホン市場で主流の製品カテゴリとなっています。
詳しい解説
ワイヤレスイヤホンの種類
ワイヤレスイヤホンは形状によっていくつかの種類に分けられます。
- 完全ワイヤレス(TWS): 左右のイヤホンが独立しており、ケーブルが一切ない形状です。充電ケースとセットで使います。現在最も人気のあるタイプで、コンパクトさが最大の魅力です。詳しくは完全ワイヤレス(TWS)のページをご覧ください。
- ネックバンド型: 左右のイヤホンがネックバンドでつながったタイプです。紛失しにくく、バッテリー容量が大きい傾向があります。スポーツ向けモデルに多く見られます。
- 左右一体型(ケーブル接続型): 左右のイヤホンをケーブルでつないだワイヤレスタイプです。使わないときは首にかけておけるので、落下・紛失のリスクが低いのが特徴です。
- 骨伝導型: 耳をふさがず、骨の振動で音を伝えるタイプです。周囲の音を聞きながら音楽を楽しめます。詳しくは骨伝導イヤホンのページをご覧ください。
有線イヤホンとの違い
ワイヤレスイヤホンは手軽さで圧倒的に有利ですが、音質面では有線イヤホンに一歩譲る部分もあります。Bluetoothで音声データを送る際に圧縮がかかるため、理論上は有線のほうが情報量の多い音を伝えられます。ただし、ハイレゾ対応コーデック(LDACなど)の登場により、その差は年々縮まっています。
バッテリーと充電
ワイヤレスイヤホンはバッテリー駆動のため、充電が必要です。完全ワイヤレスの場合、イヤホン単体で5〜10時間、充電ケース併用で20〜40時間が一般的な再生時間です。急速充電に対応したモデルなら、10分の充電で1〜2時間使えるものもあります。
接続の安定性
Bluetooth 5.0以降のモデルであれば、接続の安定性は大幅に向上しています。混雑した駅や繁華街での音切れも最新モデルでは大幅に改善されていますが、混雑環境では音切れが起こる場合もあります。マルチポイント接続に対応した製品なら、スマホとPCを同時に接続して切り替えることも可能です。
選び方のポイント
1. 用途に合った形状を選ぶ
通勤・通学メインなら完全ワイヤレス(TWS)が手軽でおすすめです。スポーツ用途ならネックバンド型や耳掛け型が安定感があります。ランニング中に周囲の音も聞きたいなら骨伝導型が最適です。まずは自分の主な使用シーンを明確にしましょう。
2. 音質と対応コーデック
音質にこだわるなら、対応しているBluetoothコーデックを確認しましょう。iPhoneユーザーならAAC対応で十分ですが、Androidユーザーで高音質を求めるならLDACやaptX Adaptive対応モデルがおすすめです。ハイレゾ認証を取得しているかどうかも参考になります。
3. ノイズキャンセリングの有無
電車通勤やオフィスワークが多い方は、ノイズキャンセリング搭載モデルを強くおすすめします。1万円前後の製品でも十分実用的なノイズキャンセリングを備えたモデルが増えています。