VPNサービスとは?通信を暗号化して安全に使える仕組みと選び方を解説

VPNサービスとは、インターネット通信を暗号化して安全性を高めるサービスです。仕組みと選び方を解説します。

VPNサービスとは

VPNサービスとは、VPN(Virtual Private Network)の技術を利用して、インターネット通信を暗号化するサービスです。カフェやホテルの公衆Wi-Fiを利用する際に通信を保護したり、プライバシーを守りながらネットを利用したりするために使われます。個人向けのサブスクリプション型サービスが多数提供されており、スマホやPCにアプリをインストールするだけで簡単に利用できます。

詳しい解説

VPNサービスの仕組み

VPNサービスを有効にすると、お使いの端末からVPNサーバーまでの通信が暗号化されたトンネルで保護されます。第三者(ハッカー、ISP、公衆Wi-Fiの管理者など)がその通信内容を傍受しても、暗号化されているため解読できません。また、接続先のWebサイトからはVPNサーバーのIPアドレスが見えるため、自分の本来のIPアドレスが直接露出しない点もメリットです。

主なVPNプロトコル

VPNサービスが使用する通信プロトコルにはいくつかの種類があります。WireGuardは軽量で高速な最新プロトコルとして注目されています。OpenVPNは長年の実績があり安定性に優れています。IKEv2/IPSecはモバイル環境でのネットワーク切り替えに強いのが特長です。多くの主要VPNサービスはこれらのプロトコルを選択できるようになっています。

VPNサービスを使うべきシーン

もっとも重要なのは公衆Wi-Fi利用時のセキュリティ確保です。カフェや空港のフリーWi-Fiは通信が暗号化されていない場合があり、パスワードやクレジットカード情報が盗まれるリスクがあります。また、海外出張や旅行時に日本のサービスにアクセスしたい場合にも活用できます。ただしVPNの利用を禁止している国や地域もあるため、渡航先の法律を事前に確認してください。

選び方のポイント

1. ノーログポリシーの確認

VPNサービス提供者が通信ログを保存していないこと(ノーログポリシー)が重要です。第三者機関による監査を受けてノーログを証明しているサービスは信頼性が高いといえます。

2. 接続速度とサーバー数

VPNを経由すると通信速度がやや低下するため、高速なサーバーを多数の国に設置しているサービスが快適です。日本国内にサーバーが多い、あるいは日本に近い地域にサーバーがあるサービスを選ぶと遅延が少なくなります。

3. 対応デバイスと同時接続台数

PC・スマホ・タブレットなど複数デバイスで使いたい場合は、同時接続可能な台数を確認しましょう。家族で使うなら5〜10台同時接続に対応したプランが便利です。ルーターへの設定に対応したサービスなら、家庭内のすべてのデバイスをまとめて保護できます。

まとめ

公衆Wi-Fiでの安全な通信やプライバシー保護に、VPNサービスは頼もしい手段です。通信速度・サーバー数・プライバシーポリシーを総合的に比較し、利用目的に合ったサービスを選びましょう。日々のインターネット利用をより安心なものにしてください。