ビデオドアベルとは
ビデオドアベルとは、玄関先に設置するカメラ付きのスマートインターホンのことです。来客がボタンを押すと、Wi-Fi経由でスマートフォンにリアルタイム映像が配信され、外出先からでも来客の確認や通話対応ができます。ネットワークカメラとしての防犯機能も兼ね備えており、動体検知による自動録画や、スマートロックと連携した遠隔解錠など、スマートホームの玄関セキュリティの要となるデバイスです。
詳しい解説
ビデオドアベルの仕組み
ビデオドアベルは、広角カメラ、マイク、スピーカー、モーションセンサーを小型の筐体に収めた製品です。来客がベルを押すか、モーションセンサーが人を検知すると、自宅のWi-Fiを通じてスマートフォンアプリに通知が送られます。アプリ上でライブ映像を確認しながら双方向通話ができるため、配達員への応対や不審者の確認がどこにいても可能です。録画データはクラウドストレージまたは本体のSDカードに保存されます。
AI機能による進化
最新のビデオドアベルには、AIによる人物検知・顔認識・荷物検知などの機能が搭載されています。単なる動体検知では風で揺れる木や通りかかる車にも反応して通知が頻発しますが、AI搭載モデルなら人物のみを検知して通知を送るため、重要な来客を見逃さず不要な通知も減らせます。家族の顔を登録しておけば「家族が帰宅しました」という個別通知を受け取ることも可能です。
電源方式と設置方法
電源方式は主に3つあります。「有線式」は既存のインターホン配線を利用するタイプで、バッテリー切れの心配がありません。「バッテリー式」は充電式バッテリーで動作し、配線不要でどこにでも設置できます。「ソーラーパネル併用型」はバッテリー式にソーラーパネルを追加して充電頻度を減らすタイプです。日本の住宅事情では、既存インターホンの配線を活用できる有線式か、工事不要のバッテリー式が人気です。
選び方のポイント
1. 映像品質と画角
来客の顔を正確に確認するには、最低でも1080pの解像度が必要です。画角は150度以上の広角モデルなら、玄関前の広い範囲をカバーできます。HDR対応モデルは逆光でも顔が白飛びしにくく、実用性が高いです。夜間の来客に備えて、赤外線ナイトビジョンの性能も確認しましょう。
2. クラウドサービスの料金体系
多くのビデオドアベルは、録画データのクラウド保存に月額料金がかかります。無料プランで何日分の映像が保存されるか、有料プランの月額費用はいくらかを確認しましょう。ローカルストレージ(SDカード)に対応しているモデルなら、クラウド料金なしでも録画を保存できます。
3. 耐候性と動作温度
屋外に設置するため、防水・防塵性能(IPX等級)と動作温度範囲は必ず確認しましょう。日本の気候なら-20℃〜50℃程度の動作温度に対応していれば問題ありません。直射日光が当たる場所に設置する場合は、耐熱性も考慮が必要です。
まとめ
ビデオドアベルは、正しく選べば長く活躍してくれる頼もしい存在です。映像品質と画角とクラウドサービスの料金体系の2点を軸に比較検討すると、自分に合った製品が見えてきます。じっくり比較して、納得のいく一台を選んでください。