VESAマウントとは?モニター取り付け規格をわかりやすく解説

VESAマウントとは、モニターやテレビの背面にあるネジ穴の配置を統一した国際規格です。この規格に対応していれば、モニターアームや壁掛け金具に取り付けることができます。

VESAマウントとは

VESAマウントとは、VESA(Video Electronics Standards Association)が策定した、ディスプレイをモニターアームや壁掛け金具に取り付けるためのネジ穴配置の国際規格です。「VESA規格」「FDMI(Flat Display Mounting Interface)」とも呼ばれます。モニター背面のネジ穴の間隔が規格で統一されているため、対応するモニターとマウント製品であればメーカーを問わず組み合わせが可能です。デスク周りの整理やモニターの高さ調整に欠かせない規格といえます。

詳しい解説

主なVESA規格のサイズ

VESA規格にはモニターのサイズや重量に応じた複数のネジ穴パターンがあります。代表的なものは「75x75mm」「100x100mm」「200x200mm」の3種類です。75x75mmは小型モニター(20インチ以下)に、100x100mmは24〜32インチ程度の一般的なモニターに多く採用されています。200x200mm以上は大型モニターやテレビ向けで、200x100mmのような長方形パターンもあります。購入前にモニターとアーム双方のVESA規格を確認することが大切です。

モニターアームとの組み合わせ

VESAマウント対応のモニターなら、モニターアームに取り付けることでデスクスペースを広く使えるようになります。スタンドが不要になるため、デスクの奥行きに余裕がない環境でも大画面モニターを設置しやすくなります。また、モニターの高さ、角度、前後の位置を自由に調整できるため、姿勢改善や肩こり対策にも効果的です。ウルトラワイドモニターのような大型モデルでは、アームの耐荷重がモニターの重量に対応しているかも確認しましょう。

壁掛け設置のポイント

VESAマウントはモニターアームだけでなく、壁掛け金具(ウォールマウント)にも使われます。壁掛けにすることでデスクを完全に開放でき、テレビのようにすっきりとした設置が実現します。ただし、壁の材質や強度に注意が必要で、石膏ボードの場合は補強板やアンカーボルトが必要になることがあります。賃貸住宅では原状回復の問題もあるため、事前に確認しておくのがおすすめです。

VESA非対応モニターへの対処

一部のモニター(特に薄型デザインの製品や一部のノートPC用モニター)にはVESA穴がないモデルもあります。そのような場合、VESA変換アダプターを使えばモニターアームに取り付けられる場合があります。モニターの背面をクランプやプレートで挟み込むタイプのアダプターが各社から販売されていますので、どうしてもアームを使いたい場合は検討してみましょう。

選び方のポイント

1. VESA規格のサイズを事前に確認する

モニターの製品ページやスペック表で「VESA対応」の表記とサイズ(75x75mm、100x100mmなど)を確認しましょう。モニターアームや金具の対応サイズと一致しているかが最も重要な確認事項です。

2. 耐荷重の余裕を見る

モニターアームにはそれぞれ対応重量の上限があります。モニターの重量(スタンドなし)よりも余裕のある耐荷重の製品を選ぶと、安定した設置ができます。

3. 将来のモニター買い替えも考慮する

100x100mmは最も汎用性が高いVESA規格です。今後モニターを買い替えた際にもアームを流用しやすいため、迷ったらこの規格に対応したアームを選んでおくのがおすすめです。