USBメモリとは?手軽にデータを持ち運べる小型ストレージをわかりやすく解説

USBメモリとは、USB端子に差し込むだけでデータの保存・持ち運びができる小型ストレージデバイスです。仕組みと選び方を解説します。

USBメモリとは

USBメモリとは、パソコンやタブレットのUSBポートに差し込むだけでデータを読み書きできる、小型のフラッシュメモリデバイスです。「USBフラッシュドライブ」とも呼ばれ、書類や写真、音楽ファイルなどを手軽に持ち運ぶことができます。SDカードと同じくフラッシュメモリを使った記録媒体ですが、カードリーダーが不要で直接パソコンに接続できる点が特徴です。最近ではUSB-C対応のモデルも増えています。

詳しい解説

USBメモリの仕組み

USBメモリの中には、NANDフラッシュメモリというチップが搭載されています。電気的にデータを書き込み・保持する仕組みで、電源を切ってもデータが消えない「不揮発性メモリ」です。USBコネクタを通じてパソコンに接続すると、外部ストレージとして認識され、ドラッグ&ドロップで簡単にデータをコピーできます。

USB規格と転送速度

USBメモリの転送速度は、対応するUSB規格によって大きく変わります。

USB規格最大転送速度特徴
USB 2.0480Mbps低価格だが遅い
USB 3.0(3.2 Gen1)5Gbps現在の主流
USB 3.2 Gen210Gbps大容量データに適する
USB 3.2 Gen2x220Gbps最速クラス

USB 3.0以上のモデルであれば、数GBのデータも数十秒で転送できます。ただし、パソコン側のポートもUSB 3.0以上に対応している必要があります。

USBメモリと他のストレージの違い

USBメモリは手軽さが最大のメリットですが、大容量のデータ保存には外付けSSD外付けHDDのほうが適しています。また、複数デバイス間でのデータ共有ならクラウドストレージも選択肢に入ります。USBメモリは「ちょっとしたデータの受け渡し」に最適なツールです。

選び方のポイント

1. 容量は用途に合わせて選ぶ

文書ファイル中心なら16GB〜32GBで十分ですが、写真や動画を扱うなら64GB以上がおすすめです。価格差も小さいため、迷ったら大きめの容量を選んでおくと安心です。

2. USB 3.0以上のモデルを選ぶ

USB 2.0のモデルは安価ですが、転送速度がかなり遅くなります。数百円の差でUSB 3.0以上が手に入るため、特別な理由がなければ高速モデルを選びましょう。

3. セキュリティ機能の有無を確認する

ビジネスで使う場合は、パスワードロックや暗号化機能が付いたモデルがおすすめです。紛失や盗難に備えて、大切なデータを守る機能があると安心感が違います。

まとめ

USBメモリは、手軽にデータを持ち運べる定番のストレージデバイスです。容量や転送速度、セキュリティ機能など、製品によって特徴はさまざまです。普段の使い方を振り返りながら、必要な容量と速度を備えたモデルを選んでみてください。