USBハブとは
USBハブとは、パソコンの1つのUSBポートを複数のポートに分岐させる拡張機器です。ノートパソコンのようにUSBポートが少ない機器でも、USBハブを使えばマウス、キーボード、USBメモリ、外付けストレージなどを同時に接続できます。最近のノートパソコンはUSB-C端子のみのモデルも多く、USB-AポートやHDMI出力を備えた多機能ハブの需要が高まっています。
詳しい解説
USBハブの種類
USBハブは大きく分けて2つのタイプがあります。
| タイプ | 特徴 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| バスパワー型 | パソコンからの電力のみで動作、コンパクト | 軽い周辺機器の接続 |
| セルフパワー型 | ACアダプタで別途給電、安定動作 | 外付けHDDなど消費電力の大きい機器 |
外付けストレージや充電が必要なデバイスを接続する場合は、安定した電力を供給できるセルフパワー型が安心です。
多機能ハブ(マルチポートアダプタ)
最近はUSBポートの増設だけでなく、HDMI出力、SDカードスロット、有線LAN(RJ-45)ポート、PD(Power Delivery)充電ポートなどを備えた多機能ハブが人気です。ノートパソコン1台に必要な周辺機器をすべてまとめられるため、デスクセットアップの配線をすっきりさせたい方にもおすすめです。さらに本格的な拡張を求めるならドッキングステーションも検討するとよいでしょう。
USB規格と転送速度
USBハブを選ぶ際は、対応するUSB規格に注意が必要です。USB 2.0対応ハブではデータ転送速度が最大480Mbpsに制限されるため、ファイルの移動には時間がかかります。USB 3.0(5Gbps)以上のハブを選べば、外付けストレージとの高速なデータのやり取りが可能です。ただし、複数のポートで同時にデータ転送すると帯域を共有するため、速度が分散する点は覚えておきましょう。
選び方のポイント
1. ポート数と端子の種類を確認する
接続したい機器の数と種類をリストアップしてから選びましょう。USB-Aが3〜4ポートあれば一般的な用途には十分です。HDMI出力やSDカードスロットが必要なら多機能タイプを選んでください。
2. USB 3.0以上の規格を選ぶ
データ転送を行うなら、USB 3.0(USB 3.2 Gen1)以上のハブを選ぶことが重要です。マウスやキーボードだけならUSB 2.0でも問題ありませんが、ストレージ機器も使うなら高速規格が必須です。
3. PD充電パススルーの有無を確認する
USB-Cハブを使う場合、PD充電パススルー機能があると、ハブを経由してノートパソコンを充電しながら周辺機器も使えます。特に外出先での作業が多い方には欠かせない機能です。
まとめ
USBハブは、ノートパソコンのポート不足を手軽に解消できる実用的なアイテムです。ポート数やUSB規格、PD充電パススルーの有無など、チェックすべきポイントを押さえておくと失敗しにくくなります。普段接続する機器を整理して、過不足のないモデルを選んでみてください。