タイムラプスとは
タイムラプスとは、数秒から数分おきに撮影した静止画を連続再生することで、長時間の変化を短い動画に凝縮する撮影手法のことです。「微速度撮影」や「コマ撮り」とも呼ばれ、夕焼けの移り変わり、雲の流れ、花の開花、街の人波など、肉眼では気づきにくい時間の変化をダイナミックに表現できます。スマートフォンやカメラの標準機能としても搭載されており、誰でも手軽に始められる人気の撮影技法です。
詳しい解説
タイムラプスの基本的な仕組み
通常の動画は1秒間に30枚や60枚のフレームで構成されますが、タイムラプスでは数秒〜数分に1枚の割合でフレームを記録します。例えば5秒間隔で2時間撮影すると1440枚の写真が得られ、それを30fpsで再生すると約48秒の動画になります。実時間の150倍速で変化を鑑賞できるわけです。撮影間隔を短くするとなめらかに、長くするとより劇的な変化を表現できます。
撮影のコツと注意点
タイムラプス撮影では三脚が必須です。長時間にわたってカメラを固定する必要があり、少しでも位置がずれるとガタついた映像になってしまいます。ジンバルを使えば移動しながらのタイムラプス(ハイパーラプス)も撮影可能です。また、バッテリー消費が大きいため、長時間撮影ではモバイルバッテリーなどの電源確保も重要なポイントです。屋外では天候の変化や結露にも注意が必要です。
スマートフォンとアクションカメラでの撮影
iPhoneやAndroidにはタイムラプスモードが標準搭載されており、ボタンひとつで撮影を開始できます。アクションカメラもタイムラプス機能を備えた機種が多く、防水性能を活かした屋外での長時間撮影に向いています。仕上がりにこだわるなら、一眼カメラでRAW撮影したコマを専用ソフトで繋ぎ合わせると、色調整や露出補正の自由度が格段に上がります。
選び方のポイント
1. インターバル(撮影間隔)の設定範囲を確認する
雲の流れなら1〜3秒、星空なら15〜30秒、花の開花なら数分と、被写体に応じた間隔設定が必要です。設定の自由度が高い機種ほどさまざまなシーンに対応できます。
2. バッテリー持ちを確認する
数時間にわたる撮影ではバッテリーの持続時間が重要です。外部給電に対応しているか、予備バッテリーが入手しやすいかもチェックしましょう。
3. 解像度と書き出し形式を比較する
仕上がりの美しさに直結するポイントです。4K解像度でのタイムラプス動画を書き出せる機種を選ぶと、大画面でも見応えのある映像に仕上がります。