逆ワイヤレス充電とは?スマホで他の機器を充電する機能をわかりやすく解説

逆ワイヤレス充電とは、スマートフォンの背面をワイヤレス充電器として使い、他のデバイスを充電できる機能です。仕組みと選び方を解説します。

逆ワイヤレス充電とは

逆ワイヤレス充電とは、スマートフォンの背面にあるワイヤレス充電コイルを送電側として使い、別のデバイスをワイヤレスで充電できる機能のことです。通常のワイヤレス充電ではスマホが「充電される側」ですが、逆ワイヤレス充電ではスマホが「充電する側」になります。ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチの緊急充電手段として便利な機能です。

詳しい解説

逆ワイヤレス充電の仕組み

通常のワイヤレス充電(Qi)では、充電パッドのコイルが電力を送り、スマホ内のコイルが電力を受け取ります。逆ワイヤレス充電では、この送受信の役割をスマホが反転させ、スマホ内のコイルが送電コイルとして動作します。スマホのバッテリーから電力を取り出し、背面に置かれたQi対応デバイスに給電する仕組みです。

対応機器とメーカー名称

逆ワイヤレス充電はメーカーごとに異なる名称で呼ばれています。

メーカー機能名称出力対応機種(例)
SamsungWireless PowerShare4.5〜5WGalaxy S/Zシリーズ
AppleMagSafe充電(iPhone→AirPods)5WiPhone(限定的)
GoogleBattery Share5WPixelシリーズ
HuaweiWireless Reverse Charging5〜10WMateシリーズ
XiaomiReverse Charging10W上位モデル

主に充電できるのは、Qi対応のワイヤレスイヤホン(AirPods、Galaxy Buds等)やスマートウォッチ、他のスマートフォンなどです。出力は5W前後が一般的で、スマホ同士の充電は時間がかかるため、緊急時の補助的な用途と考えるのが現実的です。

メリットと注意点

逆ワイヤレス充電の最大のメリットは、外出先で充電器やケーブルがなくても、ワイヤレスイヤホンなどの小型機器を充電できることです。バッテリー容量が5,000mAh前後のスマホなら、イヤホンの充電ケース(約500mAh)を充電しても大きな負担にはなりません。ただし、ワイヤレス充電は有線に比べて変換効率が低く、スマホのバッテリーも消費するため、スマホ自体の残量に余裕があるときに使いましょう。

選び方のポイント

1. 充電したい機器がQi対応か確認する

逆ワイヤレス充電で給電できるのはQi対応機器に限ります。自分がよく使うワイヤレスイヤホンやスマートウォッチがQi充電に対応しているか、事前に確認しましょう。

2. スマホのバッテリー容量に余裕があるモデルを選ぶ

逆ワイヤレス充電を積極的に使うなら、スマホ自体のバッテリー容量が大きいモデルが安心です。5,000mAh以上のバッテリーを搭載したスマホなら、イヤホンを充電しても日常使いに支障が出にくいです。

3. 出力ワット数を比較する

出力が大きいほど充電が速く完了します。5Wが標準的ですが、Huaweiの一部モデルは10W出力に対応しており、充電時間が短縮されます。頻繁に使う機能なら出力の高いモデルを選ぶメリットがあります。

まとめ

スマホがほかのデバイスの充電器になるという逆ワイヤレス充電は、いざというとき便利な機能です。対応機種と充電速度の制限を把握したうえで、ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチとの組み合わせを検討してみてください。日常の充電スタイルが少し変わるかもしれません。