RAM(メモリ)とは
RAM(Random Access Memory)とは、スマートフォンやPCがアプリケーションを動作させる際に一時的にデータを置いておく作業用メモリのことです。RAMの容量が多いほど、複数のアプリを同時に開いたり、重たい処理をスムーズにこなせます。よく「机の広さ」にたとえられ、机が広いほど同時に多くの書類を広げて作業できるイメージです。
詳しい解説
RAMとストレージの違い
| 項目 | RAM | ストレージ |
|---|---|---|
| 役割 | アプリの一時的な作業領域 | データの長期保存 |
| 電源オフ時 | データは消える | データは残る |
| 容量 | スマホ: 4〜16GB / PC: 8〜64GB | スマホ: 64GB〜1TB / PC: 256GB〜4TB |
| 例え | 作業机の広さ | 引き出し・本棚の大きさ |
スマホのRAM容量の目安
| 容量 | 向いている使い方 |
|---|---|
| 4GB | 必要最低限。軽いアプリ中心。マルチタスクはやや厳しい |
| 6GB | 標準的な使い方に十分。SNS・ブラウザ・動画視聴が快適 |
| 8GB | ゲームやマルチタスクも快適。多くの方に最適 |
| 12GB以上 | ヘビーユーザー向け。重量級ゲームや高度な編集作業 |
RAMが足りないとどうなる?
RAMが不足すると、バックグラウンドで開いていたアプリが自動的に終了(メモリ解放)されます。「LINEから写真アプリに切り替えて戻ったら、LINEが最初から読み込み直し」という経験がある方は、RAMが不足している可能性があります。
RAMの種類
スマートフォンに搭載されるRAMの規格は進化しています。
- LPDDR4X: 一世代前の規格。ミドルレンジ端末で使われている
- LPDDR5: 現在の主流。転送速度が向上し、消費電力も改善
- LPDDR5X: 最新規格。さらに高速化。ハイエンド端末で採用
RAMの種類(規格)も速度に影響しますが、一般ユーザーは容量を優先して選べば問題ありません。
選び方のポイント
1. 6GB以上を選べば安心
現在のスマホは6GB以上あれば、ほとんどの日常用途で快適に動作します。ゲームをよくプレイする方や長く使い続けたい方は、8GB以上を選んでおくと将来的にも余裕があります。
2. CPU(プロセッサ)とのバランスを見る
RAMだけ多くてもCPU性能が低ければ、処理の速さには限界があります。RAMとCPUのバランスが取れた端末を選ぶのが、快適な操作感を得るコツです。
3. 容量は後から増やせない
スマホのRAMは購入後に増設できません。「今は十分でも2〜3年後にはアプリが重くなる」ことを考慮し、予算の許す範囲でワンランク上の容量を選ぶのがおすすめです。