ネットワークミュージックプレーヤーとは
ネットワークミュージックプレーヤーとは、家庭内のLANやインターネットを通じて音楽を高音質に再生するための専用オーディオ機器です。NASに保存したハイレゾ音源や、Amazon Music、Tidalなどのストリーミングサービスをスマホアプリから操作して再生できます。パソコンを使わずにネットワーク上の音源をDACを通して高品位に楽しめるのが最大の魅力です。
詳しい解説
ネットワーク再生の仕組み
ネットワークミュージックプレーヤーは、DLNA/UPnPやAirPlayなどのプロトコルを使って、同一ネットワーク上の音楽データを受信します。受信したデータは内蔵DACでアナログ信号に変換され、アンプやスピーカーに出力されます。専用設計のため、パソコンと違ってOSのノイズや処理遅延の影響を受けにくく、安定した高音質再生が可能です。操作は専用アプリを使ってスマートフォンやタブレットから行うのが一般的です。
対応フォーマットと音質
多くのモデルがFLAC、WAV、ALAC、DSDなどのハイレゾ音源に対応しています。PCM 384kHz/32bitやDSD 11.2MHzまでサポートする上位機種もあり、CDを超える情報量の音楽を余すことなく再現できます。ストリーミングサービスとの連携では、Roon Readyに対応したモデルが人気で、膨大な楽曲ライブラリを快適に管理・再生できます。
ネットワークプレーヤーとストリーミングDACの違い
ストリーミングDACもネットワーク再生に対応していますが、ネットワークミュージックプレーヤーはデジタル出力を備え、外部DACとの組み合わせを前提とした設計のモデルも存在します。すでにお気に入りのDACをお持ちの方はトランスポート専用機を、1台で完結させたい方はDAC内蔵モデルを選ぶとよいでしょう。
選び方のポイント
1. 対応ストリーミングサービスを確認する
利用したいサービス(Amazon Music HD、Spotify、Tidal、Roonなど)に対応しているかが最も重要です。Roon Ready対応モデルは操作性と音質の両面で評価が高く、本格的に使いたい方におすすめです。
2. DAC内蔵か外部DAC接続かを決める
DAC内蔵モデルは1台で完結するため、シンプルな構成を好む方に向いています。すでに高品質な外部DACを持っている場合は、デジタル出力のみのトランスポートモデルを選ぶことでシステム全体の音質を最大限に引き出せます。
3. 接続端子と出力形式を確認する
アナログ出力(RCA/XLR)、デジタル出力(同軸/光/USB)の有無を確認しましょう。既存のオーディオシステムとの接続を考慮し、必要な端子が揃っているモデルを選ぶことが大切です。有線LAN接続に対応しているかも安定性の面で重要なポイントです。
まとめ
ネットワークミュージックプレーヤーは、オーディオ応用の中でも注目度の高いアイテムです。まずは対応ストリーミングサービスを基準に候補を絞り、次にDAC内蔵か外部DAC接続かを比較するのが効率的です。じっくり比較して、納得のいく一台を選んでください。