モバイルバッテリーとは
モバイルバッテリーとは、内蔵バッテリーに蓄えた電力を使って、外出先でスマートフォンやタブレットなどを充電できる携帯型の充電器です。コンセントがない場所でもデバイスを充電できるため、旅行・出張・災害時の備えとして欠かせないガジェットです。
詳しい解説
容量(mAh)の目安
モバイルバッテリーの容量は**mAh(ミリアンペアアワー)**で表されます。数値が大きいほど多くの電力を蓄えられます。
| 容量 | 充電回数の目安(スマホ) | 向いている用途 |
|---|---|---|
| 5,000mAh | 約1回 | 日常の予備電源。軽量・コンパクト |
| 10,000mAh | 約2〜3回 | 1日の外出に十分。最も人気の容量帯 |
| 20,000mAh | 約4〜5回 | 旅行・出張・複数デバイスの充電 |
| 30,000mAh以上 | 約6回以上 | ノートPCの充電にも対応可能 |
ただし、バッテリーの変換効率(通常70〜85%程度)があるため、表記容量のすべてがデバイスに供給されるわけではありません。
出力ワット数と急速充電
モバイルバッテリーの充電速度は出力ワット数(W)で決まります。
- 5〜10W: 通常速度の充電
- 18〜20W: スマホの急速充電に十分
- 30W以上: タブレットやノートPCの充電にも対応
- 65W以上: ハイエンドノートPCの充電が可能
USB PD(Power Delivery)対応のモバイルバッテリーなら、USB-Cケーブル1本でスマホからノートPCまで幅広く急速充電できます。
パススルー充電
一部のモバイルバッテリーは、バッテリー自体を充電しながら同時にスマホも充電できるパススルー充電に対応しています。コンセントが1口しかない場面で便利な機能です。
安全性の確認
モバイルバッテリーには過充電・過放電・ショートなどの保護回路が搭載されています。安全な製品を選ぶためには、PSEマーク(電気用品安全法の適合表示)が付いている製品を選びましょう。飛行機の機内持ち込みでは容量制限(一般的に100Wh以下 / 約27,000mAh以下)がある点にも注意が必要です。
選び方のポイント
1. 10,000mAhがバランスの良い選択
日常的なスマホの充電なら10,000mAhが最もバランスが良いです。スマホを2〜3回充電でき、重量も200g前後でカバンに入れても気にならないサイズです。
2. USB PD対応で急速充電を
充電スピードを重視するならUSB PD対応モデルを選びましょう。20W以上の出力があればスマホの急速充電に対応し、30分で50%以上の充電が可能です。
3. ポートの数と種類を確認
USB-CとUSB-Aの両方を備えたモデルなら、新旧のデバイスを同時に充電できて便利です。ポート数が2〜3口あると、スマホとイヤホンを同時に充電できます。