microSDカードとは
microSDカードとは、SDカードをさらに小型化したフラッシュメモリ型の記録メディアです。サイズは約15mm x 11mmと指先ほどの大きさで、スマートフォンやNintendo Switch、ドローン、アクションカメラなど、小型機器に幅広く使われています。付属のアダプタを使えば通常のSDカードスロットでも利用可能です。容量はストレージ容量として2GBから1TBを超えるものまで展開されています。
詳しい解説
microSDカードの規格
SDカードと同様に、microSDカードにも容量による分類があります。
| 規格 | 容量 | 主な用途 |
|---|---|---|
| microSD | 最大2GB | 旧世代機器 |
| microSDHC | 4GB〜32GB | スマートフォン、軽い写真保存 |
| microSDXC | 64GB〜2TB | 4K動画撮影、ゲームデータ |
現在はmicroSDXCが主流で、128GBや256GBのモデルが人気です。機器がmicroSDXCに対応しているかを購入前に確認しましょう。
速度規格「アプリケーションパフォーマンスクラス」
microSDカードには従来のスピードクラスに加えて、「アプリケーションパフォーマンスクラス」(A1 / A2)という規格があります。これはスマートフォンでアプリをmicroSD上で実行する際のランダムアクセス性能を示す指標です。A2対応カードはA1よりも高速で、Androidスマートフォンでアプリの保存先として使う場合に差が出ます。動画撮影がメインならV30やV60のビデオスピードクラスを重視するとよいでしょう。
microSDカードの寿命と注意点
フラッシュメモリには書き込み回数に上限があり、microSDカードも例外ではありません。一般的に、通常の使い方であれば数年は問題なく使えますが、ドライブレコーダーや監視カメラのように常時書き込む用途では、高耐久モデルを選ぶことが大切です。また、小さいため紛失しやすい点にも注意が必要です。重要なデータはクラウドストレージや外付けHDDにもバックアップしておきましょう。
選び方のポイント
1. 使用機器の対応規格を確認する
購入前に、対応するmicroSDの最大容量と速度規格を必ず確認してください。古い機器はmicroSDXCに対応していない場合があります。
2. 用途に合った速度クラスを選ぶ
スマートフォンのデータ保存ならA1/A2対応、4K動画撮影ならV30以上、8K動画ならV60以上を目安にしましょう。速度不足は撮影エラーの原因になります。
3. 容量は余裕をもって選ぶ
microSDカードは容量が大きいほどGB単価が安くなる傾向があります。128GB以上を選んでおけば、写真・動画・アプリのいずれにも対応でき、長期間使えます。
まとめ
microSDカードは、スマートフォンやアクションカメラ、ゲーム機など多くのデバイスで活躍するコンパクトな記録メディアです。速度クラスと容量の組み合わせが製品ごとに異なるため、使用する機器の要件を事前に確認することが大切です。用途に合った速度と容量のバランスを見極めて、最適なカードを選んでください。