マイクショックマウントとは
マイクショックマウントとは、コンデンサーマイクなどの高感度マイクを固定する際に、マイクスタンドやブームアームからの振動がマイクに伝わるのを防ぐサスペンション構造の固定具です。デスクを叩く音、キーボードの打鍵振動、スタンドに触れた際の衝撃など、不要な低周波ノイズを大幅に低減します。配信やポッドキャスト収録、ナレーション録音など、クリアな音声が求められる場面で重宝するアクセサリーです。
詳しい解説
ショックマウントの仕組み
ショックマウントは、ゴムバンドやエラスティックバンドによるサスペンション構造でマイクを宙吊りの状態に保持します。マイクがスタンドやアームと直接接触しないため、物理的な振動の伝達経路が遮断されます。この原理は自動車のサスペンションと同じで、路面(スタンド)からの振動が車体(マイク)に直接伝わらないようにする仕組みです。
ショックマウントの種類
| 種類 | 構造 | 特徴 |
|---|---|---|
| エラスティックバンド型 | ゴムバンドでマイクを吊るす | 振動吸収性が高い。プロの定番 |
| クリップ型(マイククランプ) | ゴム内蔵のクランプで挟む | コンパクトで手軽。振動吸収はやや控えめ |
| インターナルショックマウント | マイク内部にサスペンションを内蔵 | 追加アクセサリー不要 |
エラスティックバンド型は最も一般的で、ゴムバンドの張力でマイクをフローティング状態に保ちます。長期間使用するとゴムが劣化するため、交換用バンドが入手しやすいモデルを選ぶと安心です。
ショックマウントとポップフィルターの違い
ショックマウントは物理的な振動ノイズを防ぐのに対し、ポップフィルターは「パ行」や「バ行」の発音時に発生する破裂音(ポップノイズ)を防ぎます。両者は対処するノイズの種類が異なるため、クリアな音声収録を目指すなら両方を併用するのがおすすめです。
選び方のポイント
1. マイクの口径に合ったサイズを選ぶ
ショックマウントにはマイクの直径に応じたサイズがあります。お手持ちのマイクの口径を確認し、適合するモデルを選びましょう。ユニバーサルタイプは複数のサイズに対応できるアダプターが付属しており、マイクを買い替えても使い回せるので便利です。
2. マウントのネジ規格を確認する
マイクスタンドやブームアームとの接続には3/8インチまたは5/8インチのネジ規格が使われます。お手持ちのスタンドと同じ規格か、変換アダプターが付属しているかを確認してください。ブームアームに取り付ける場合は、重量バランスも考慮しましょう。
3. ゴムバンドの耐久性と交換性を確認する
ゴムバンドは消耗品です。使用頻度が高い環境では定期的な交換が必要になるため、交換用バンドが別売りされているモデルを選ぶのが経済的です。金属フレームのモデルは本体の耐久性が高く、長期間の使用に適しています。
まとめ
マイクショックマウントの選び方を押さえておけば、満足度の高い買い物ができます。製品を選ぶ際は、マイクの口径に合ったサイズを最優先に考え、マウントのネジ規格も忘れずにチェックしましょう。自分のライフスタイルに合った一台を見つけてみてください。