IFTTT/オートメーションとは
IFTTT(イフト)とは「If This Then That(もしこれが起きたら、あれをする)」の略で、異なるアプリやデバイスを連携させて動作を自動化するサービスです。より広い意味では、スマートホームにおける「オートメーション(自動化)」全般を指し、AlexaのルーティンやAppleのショートカット、Googleのルーティンなども同様の仕組みです。
詳しい解説
オートメーションの基本構造
すべてのスマートホームオートメーションは「トリガー(きっかけ)」と「アクション(動作)」の組み合わせで成り立っています。
| 要素 | 役割 | 例 |
|---|---|---|
| トリガー | 自動化を開始するきっかけ | 「室温が28度を超えたら」「午前7時になったら」 |
| アクション | トリガーに応じて実行する動作 | 「エアコンをオンにする」「照明を点灯する」 |
| 条件 | アクション実行の追加条件 | 「平日のみ」「在宅時のみ」 |
主なオートメーションプラットフォーム
- IFTTT: 800以上のサービスと連携可能。異なるメーカー間の橋渡しが得意
- Alexaルーティン: Amazon Echoシリーズ向け。音声トリガーやスケジュール設定が簡単
- Googleルーティン: Google Nest向け。Googleカレンダーとの連携が便利
- Appleショートカット: iPhoneやHomePod向け。NFCタグやウィジェットからの起動も可能
- SwitchBotシーン: SwitchBot製品同士の連携に特化。設定がシンプル
実用的な活用例
オートメーションを活用すると、日常の小さな操作を減らせます。たとえば「朝7時に照明をオン、エアコンを起動、天気予報を読み上げ」という朝のルーティン、「家を出たら照明とエアコンをすべてオフ」という外出時の一括操作、「日没になったら玄関の照明をオン」という防犯対策など、さまざまな場面で活躍します。
注意点と制限
IFTTTは無料プランでは作成できるアプレット(自動化レシピ)の数に制限があります。また、クラウド経由で動作するため、インターネット接続が切れると動作しない点に注意が必要です。ローカルで動作するオートメーションを重視するなら、Apple HomeKitやMatter対応のシステムが安心です。
選び方のポイント
1. 手持ちのデバイスに合わせる
すでにスマートスピーカーを使っているなら、そのプラットフォームのルーティン機能から始めるのが最も手軽です。Alexa、Google、Appleそれぞれに標準のオートメーション機能が用意されています。
2. 異なるメーカー間の連携が必要か
複数メーカーのデバイスを組み合わせたい場合はIFTTTが便利です。ただし、同一メーカーで揃えるほうが安定性は高いので、新規導入の場合はエコシステムを統一するのがおすすめです。
3. シンプルなルールから始める
最初から複雑な自動化を組もうとせず、「帰宅したら照明オン」程度のシンプルなルールから試しましょう。慣れてきたら条件や複数アクションを追加していくとスムーズです。