HUDディスプレイとは?フロントガラスに情報を映し出す車載機器をわかりやすく解説

HUDディスプレイとは、速度やナビ情報などをフロントガラスやパネルに投影して視線移動を減らす車載ディスプレイのことです。仕組みと選び方を解説します。

HUDディスプレイとは

HUDディスプレイ(ヘッドアップディスプレイ)とは、速度やナビゲーション情報などをフロントガラスや専用パネルに投影し、運転中の視線移動を最小限に抑えて安全運転をサポートする車載機器のことです。元々は航空機のコックピット技術から転用されたもので、OBD2アダプターカーナビと連携して車両情報を表示します。

詳しい解説

投影方式の種類

HUDディスプレイには、フロントガラスに直接投影する「ウインドシールド型」と、専用の反射パネルに投影する「コンバイナー型」があります。ウインドシールド型は前方の景色と情報が自然に重なり視認性が高いですが、フロントガラスの形状や角度によっては二重映りが発生することがあります。コンバイナー型はダッシュボード上に小型パネルを設置する方式で、取り付けが簡単で車種を選びません。

表示できる情報

HUDディスプレイに表示できる情報は製品によって異なりますが、一般的には速度、回転数、水温、燃費などの車両データのほか、ナビの進行方向、速度制限の警告などが表示されます。スマートフォンとBluetooth接続できるモデルでは、着信通知や音楽情報を表示する機能も備わっています。GPSからの速度情報のみで動作するタイプもあり、OBD2非対応の車でも利用可能です。

純正HUDと後付けHUDの違い

一部の高級車にはメーカー純正のHUDが標準またはオプションで装備されています。純正品は車両システムと完全に統合されており、表示品質や機能性に優れます。一方、後付けのHUDは比較的安価に導入でき、OBD2やGPSから情報を取得して表示します。純正ほどの完成度はありませんが、手軽にHUD体験ができる選択肢です。

選び方のポイント

1. 情報取得方式で選ぶ

OBD2接続型は車両から直接データを取得するため情報が正確で豊富です。GPS型はOBD2ポートを使わずに速度や方角を取得でき、どの車にも使えます。お使いの車のOBD2対応状況と必要な情報に応じて選びましょう。

2. 視認性と明るさ調整

昼間の明るい日差しの中でも情報がはっきり見えるかどうかは重要なポイントです。輝度の自動調整機能があるモデルを選ぶと、昼夜問わず快適に使えます。表示サイズが大きすぎると視界の邪魔になるため、バランスの良いサイズを選びましょう。

3. 取り付けのしやすさ

後付けHUDはダッシュボード上に設置する方式が一般的です。滑り止めマットや吸盤で固定するタイプは取り付け・取り外しが簡単ですが、走行中にずれる心配もあります。両面テープでしっかり固定するタイプも検討しましょう。電源はシガーソケットから取るものが大半です。

まとめ

HUDディスプレイの基本を押さえておくと、製品を比較する際に迷いが少なくなります。情報取得方式で選ぶを最優先に考えつつ、視認性と明るさ調整も忘れずにチェックしましょう。自分の用途に合った製品を見つけてください。