HDMIセレクターとは
HDMIセレクターとは、複数のHDMI入力機器(ゲーム機、Blu-rayプレーヤー、ストリーミングデバイスなど)を1つのテレビやモニターの入力端子に接続し、ボタンやリモコンで切り替えて使うための装置です。テレビのHDMI端子が足りないときや、ケーブルの抜き差しを避けたいときに便利なアイテムです。
詳しい解説
HDMIセレクターの仕組み
HDMIセレクターは複数の入力ポートと1つの出力ポートを持ち、入力信号を切り替えて出力する仕組みです。基本的に映像・音声信号をそのまま通過させるだけなので、画質や音質の劣化はほとんどありません。切り替えは本体のボタン、付属のリモコン、またはHDMI-CEC(機器連動)によって行えます。
HDMIセレクターの種類
| タイプ | 入力数 | 特徴 |
|---|---|---|
| 手動切替型 | 2〜3入力 | ボタンで切り替え。シンプルで安価 |
| リモコン付き型 | 3〜5入力 | リモコンで離れた場所から切り替え可能 |
| 自動切替型 | 2〜4入力 | 電源が入った機器を自動検出して切り替え |
| マトリクス型 | 複数入力・複数出力 | 複数の画面に異なる映像を出力可能 |
自動切替型は、ゲーム機の電源を入れると自動的にその入力に切り替わるので手間がかかりません。ただし、複数の機器が同時に電源オンの場合は意図しない切り替えが発生することもあります。
HDMI規格への対応に注意
HDMIセレクターを選ぶ際に最も注意すべきなのが、対応するHDMI規格です。HDMI 2.1対応セレクターでなければ、4K/120HzやVRRの信号を正しく通過させることができません。PS5やXbox Series Xなどの最新ゲーム機を接続する場合は、必ずHDMI 2.1対応(48Gbps対応)のモデルを選びましょう。
選び方のポイント
1. 対応するHDMI規格と帯域幅を確認する
4K/60Hz(HDR対応)で使うならHDMI 2.0(18Gbps)対応で十分ですが、4K/120Hzや8K/60Hzを使いたい場合はHDMI 2.1(48Gbps)対応が必須です。将来の機器追加も考慮して、余裕のある規格のモデルを選ぶのがおすすめです。
2. 入力ポート数を多めに確保する
現在の接続機器数に加えて、将来増える可能性も考慮して1〜2ポート余裕のあるモデルを選びましょう。ゲーム機、Fire TV Stick、Blu-rayプレーヤー、PCなど、HDMI機器は意外と多くなるものです。
3. HDR・ARC・CEC対応を確認する
HDR信号やARC(オーディオリターンチャンネル)のパススルーに対応しているかを確認しましょう。CEC対応モデルなら、テレビのリモコンで入力切替ができて便利です。4Kテレビの機能を損なわないセレクターを選ぶことが大切です。
まとめ
HDMI切替器は、複数の映像機器を1台のテレビやモニターに接続するために欠かせないアイテムです。対応する解像度やポート数、リモコン操作の有無など、使い勝手に直結するポイントを確認しておきましょう。接続したい機器の数と必要な映像品質を基準に、自分の環境に合った製品を選んでください。