フレームレート(fps)とは
フレームレート(fps: frames per second)とは、1秒間に画面に表示される静止画像(フレーム)の枚数を表す単位です。数値が高いほど映像が滑らかに見え、特にゲームでは操作の快適さやプレイの有利さに直結します。30fpsが最低限の基準、60fpsで十分に滑らか、120fps以上なら競技レベルのゲーミング環境と言えます。
詳しい解説
fpsと映像の滑らかさ
映像は高速に切り替わる静止画の連続で成り立っています。1秒間に表示するフレーム数が多いほど、動きの変化がきめ細かく描画されるため、映像が滑らかに感じられます。
| fps | 体感 | 主な用途 |
|---|---|---|
| 30fps | 最低限プレイできるレベル | 一部のコンソールゲーム |
| 60fps | 十分に滑らか | 一般的なPCゲーム、PS5/Xbox |
| 120fps | 非常にスムーズ | 競技向けFPS/格闘ゲーム |
| 240fps以上 | プロ競技レベル | eスポーツ |
fpsを決める要因
ゲームのフレームレートは主にGPU(グラフィックボード)の処理性能と、ゲームのグラフィック設定によって決まります。高解像度(4Kなど)や高品質なグラフィック設定ほどGPUの負荷が増え、fpsが下がります。画質設定を下げればfpsは上がるため、自分のPCスペックに合わせた設定のバランスが重要です。
fpsとリフレッシュレートの関係
ゲーム側が出力するfpsと、モニターが表示できるリフレッシュレート(Hz)は別の概念です。たとえば、ゲームが120fps出力していても、モニターが60Hzなら画面上では60fpsまでしか表示されません。高fpsの恩恵を受けるには、それに見合ったリフレッシュレートのモニターが必要です。
ティアリングとV-Sync
fpsとリフレッシュレートがずれると「ティアリング」(画面が水平に裂けるように見える現象)が発生することがあります。これを防ぐのがV-Sync(垂直同期)や、NVIDIA G-Sync、AMD FreeSyncといった可変リフレッシュレート技術です。これらの技術はGPUの出力とモニターの表示を同期させ、滑らかな映像を実現します。
fpsを向上させる技術
DLSS/FSRのようなAIアップスケーリング技術を使うと、低い解像度で描画した映像をAIが高解像度にアップスケールするため、画質を大きく落とさずにfpsを向上させることができます。最新のGPUを持っているならぜひ活用したい技術です。
選び方のポイント
1. 遊ぶゲームのジャンルで目標fpsを決める
RPGやアドベンチャーなら60fpsで十分快適です。FPS(シューティング)や格闘ゲームなど、反応速度が重要なジャンルでは120fps以上を目標にすると有利にプレイできます。
2. GPUとモニターの両方をチェック
高fpsを出すにはGPU性能が必要で、それを表示するには高リフレッシュレートのモニターが必要です。片方だけ高性能でも効果は半減するため、セットで考えましょう。
3. 応答速度も忘れずに
fpsが高くても、モニターの応答速度が遅いと残像が目立ちます。ゲーミング用途では応答速度1ms以下のモニターを選ぶと、高fpsの滑らかさを最大限に体感できます。