ドッキングステーションとは?ノートPCを一発で拡張する多機能ハブをわかりやすく解説

ドッキングステーションとは、ノートパソコンにケーブル1本で複数の周辺機器をまとめて接続できる拡張機器です。仕組みと選び方を解説します。

ドッキングステーションとは

ドッキングステーション(ドック)とは、ノートパソコンにUSB-CやThunderboltケーブル1本を接続するだけで、外付けディスプレイ、有線LAN、USB機器、SDカードリーダーなど複数の周辺機器をまとめて利用できるようにする拡張機器です。USBハブの上位版とも言える存在で、デスクセットアップの中核として多くのユーザーに活用されています。

詳しい解説

ドッキングステーションとUSBハブの違い

ドッキングステーションとUSBハブは似ていますが、機能の豊富さと安定性に大きな違いがあります。

項目ドッキングステーションUSBハブ
映像出力デュアル/トリプルディスプレイ対応HDMIx1程度
有線LANギガビット対応なし or 限定的
充電高出力PD対応(60〜100W)パススルー or なし
USBポート数5〜10以上3〜4程度
価格帯1万〜4万円程度2千〜8千円程度

デスクに据え置いて「帰宅したらケーブル1本差すだけ」という運用が、ドッキングステーションの最大の魅力です。

接続規格による違い

ドッキングステーションは接続規格によって性能が異なります。USB-C(USB 3.2)接続のモデルは手頃な価格で入手できますが、映像出力に制限がある場合があります。Thunderbolt 3/4対応のモデルは帯域が広く、4Kディスプレイの2枚接続なども安定して行えます。パソコンがThunderboltに対応しているなら、Thunderboltドックを選ぶとフル性能を発揮できます。

マルチディスプレイ環境の構築

ドッキングステーションを使えば、ノートパソコンの画面に加えて外付けディスプレイを1〜3枚追加する「マルチディスプレイ環境」を手軽に構築できます。DisplayPortやHDMIの映像出力ポートが複数搭載されたモデルを選べば、仕事の作業効率が大幅にアップします。

選び方のポイント

1. パソコンの対応規格を確認する

Thunderbolt 4対応のパソコンならThunderboltドックがベストですが、USB-C(DP Alt Mode対応)のパソコンでもUSB-Cドックで十分な環境を構築できます。購入前にパソコンの仕様を確認しましょう。

2. 必要なポートの種類と数を洗い出す

ディスプレイの枚数、有線LANの要否、接続するUSB機器の数などを事前にリストアップしてから選ぶと、過不足のない製品を見つけやすくなります。

3. PD充電の出力ワット数を確認する

ノートパソコンを充電しながら使うなら、パソコンの必要ワット数以上のPD出力を備えたドッキングステーションを選びましょう。60W以上あれば多くのノートパソコンに対応できますが、高性能モデルでは90W以上を推奨するものもあります。

まとめ

ドッキングステーションは、ノートパソコンの拡張性を飛躍的に高め、デスクトップ並みの作業環境を構築できるアイテムです。映像出力やネットワーク接続、充電まで1本のケーブルで完結するのが大きな魅力です。お使いのノートパソコンの対応規格と必要なポートを確認して、最適な製品を選んでください。