4K 60fpsとは?高画質・滑らか動画撮影の仕組みと注意点を解説

4K 60fpsとは、3840x2160ピクセル・毎秒60コマの高画質動画規格です。メリットやストレージの注意点、選び方を解説します。

4K 60fpsとは

4K 60fps(よんけい ろくじゅうエフピーエス)とは、4K解像度(3840 x 2160ピクセル)で毎秒60フレーム(コマ)の動画を撮影・再生する規格です。フルHD(1920 x 1080)の4倍の画素数と、通常の30fpsの2倍のフレームレートを組み合わせることで、極めて高精細かつ滑らかな映像を実現します。スマートフォンやミラーレス一眼、アクションカメラなど幅広いデバイスで対応が進んでいます。

詳しい解説

解像度とフレームレートの関係

規格 解像度 フレームレート 特徴
フルHD 30fps 1920 x 1080 30fps 基本的な動画品質
フルHD 60fps 1920 x 1080 60fps 滑らかな動き。ゲーム配信向き
4K 30fps 3840 x 2160 30fps 高精細だがやや動きが硬い
4K 60fps 3840 x 2160 60fps 高精細で滑らか。現在の高画質基準
4K 120fps 3840 x 2160 120fps スローモーション編集に最適

60fpsは人間の目に非常に滑らかに映るフレームレートで、スポーツや子どもの動き回る姿、旅行のVlogなど動きの多いシーンで30fpsとの違いが顕著に現れます。

ストレージ消費に要注意

4K 60fpsの映像はデータ量が非常に大きく、ストレージを急速に消費します。

規格 1分あたりの目安容量 1時間撮影の目安
フルHD 30fps 約130MB 約7.5GB
4K 30fps 約350MB 約21GB
4K 60fps 約600MB 約36GB

スマートフォンやカメラの内蔵ストレージだけでは容量が不足しがちです。大容量のmicroSDカードや外付けSSDを用意しておくと安心です。

4K 60fps撮影に必要な性能

4K 60fpsの撮影・編集には高い処理能力が求められます。

  • 撮影デバイス: 最新のCPUや画像処理エンジンが必要。撮影中の発熱で撮影時間が制限される場合あり
  • 手ブレ補正: 60fpsでは手ブレが目立ちやすいため、OIS/EIS搭載が重要
  • 編集用PC: 4K 60fps動画の編集には高性能なCPUGPU、16GB以上のメモリが推奨されます

HDRとの組み合わせ

4K 60fpsにHDR(ハイダイナミックレンジ)を組み合わせた「4K HDR 60fps」は、現在の映像体験の最高峰のひとつです。Dolby VisionやHLG対応のスマートフォンやカメラで撮影でき、対応テレビやモニターで再生すると、色彩豊かで臨場感のある映像を楽しめます。

選び方のポイント

1. 普段使いは4K 30fpsで十分な場合も

4K 60fpsは美しい映像が撮れますが、ストレージ消費や編集負荷を考えると、すべての撮影で使う必要はありません。動きの少ない風景やインタビューは4K 30fpsで十分です。動きの多いシーンだけ60fpsに切り替える使い分けがおすすめです。

2. スマホ選びでは撮影時間制限を確認

スマートフォンの4K 60fps撮影は発熱により撮影時間が制限されることがあります。長時間の動画撮影が多い方は、放熱性能に優れたモデルやアクションカメラの併用を検討しましょう。

3. ストレージは余裕を持って確保

4K 60fps撮影を活用するなら、デバイスのストレージ容量は256GB以上を推奨します。クラウドストレージや外付けストレージへの定期的なバックアップも忘れずに行いましょう。